2018.06.21
Webサイト制作のワークフロー
Webサイトの制作は、見た目のビジュアルデザインの他にさまざまな作業を経て完成します。今回は、松本市にある弊社でひとつWebサイトがどうのようにして完成されるのかご紹介いたします、
制作依頼とオリエンテーション
クライアントからお問い合わせ・ご相談を受ける。まず、オリエンテーションとヒアリングを行います。それによって「何のためにWebサイト」を制作するのかを明確化することでゴールを決める。
要件定義
オリエンテーションとヒアリングからクライアントの課題や悩みを整理し、そしてゴール出来るように具体的に要件を定義する。もし、ゴール(目的)がブレる場合や難しい場合は追加でヒアリングを行い実現可能な要件になるまで何度も精査することが大事となる。
企画立案
整理された要件(ゴールや目的)を解決する企画をまとめる。要件によってワイヤーフレームやカンプデザインだけではなく、どうやってゴールを目指すのかと言ったロジックが明確にわかるようなドキュメントにする場合もある。
プレゼンテーション
クライアントに立案した企画内容をプレゼンテーションする。ここで注意が必要なは、クライアントはパッと見のビジュアルデザインに目が行きがちだが(見た目も勿論大事です)一番大事なは上記で決めたゴール(目的)をどうやって達成するかと言うことを共有することである。
承認・発注・仕様策定
プレゼンした企画に対してクライアントの承認を経て発注となる。承認をいただいた企画に対して、実制作に向けたより具体的な仕様を策定する。策定した仕様をクライアントに随時確認をとり間違った方向に行かないようコミニケーションを欠かさないようにする。
設計と制作
策定した仕様に基づき、具体的なモックアップを作る。WordpressなどCMSを導入するのか?、個別ページのデザインワークやテンプレートなどはどうするのかなど、基本的レギレーションを決める(弊社の環境ツールはBEM/Sass/Local by Flywheel)設計段階で決めたテンプレートやレギュレーションに即してWebページを制作する。案件によっては画像素材の撮影や取材を行い企画に沿ったコンテンツも制作する。
テスト
テストサーバーを用意する(本番環境が同様な)そこに制作したWebデータをWebサイトとして構築する。内部テストおよびクライアント確認を行い、修正箇所やバグがある場合は修正を行う。
納品とWebサイト公開
最終テストを行い、クライアントに承認をもらった後に、Webサイトを納品する。弊社の場合、指定されたWebサーバーにUPまたはDVDディスク納品のどちらかにて対応しています。Webサイト公開までに基本的なワークフローは同じであるが、Webサイトのタイプによってデザインワークに時間をかけたり、UI・UXの調整に時間をかけるなど、細部の進行に違いがあることもあります。また、ジェイアイディではアジャイル型を推奨しておりクライアントのニーズを盛り込みながら制作を進めている。それによってある程度のところで公開し、公開後にブラッシュUPすることでスピード感持って進めることが出来る。
はじめまして、市川です。